演題:小野 小町
日時:3月3日(火)10時〜
場所:ぷらざ・こむ1
講師:からあい企画(4名)
出席者:10名(内女性1名)
今回初めての試みとして「からあい企画」の方々のご協力いただき歴史講座を開催いたしました。
小野小町は一般的には絶世の美人で優れた歌人と言われており長い間そのように理解していましたが、今回の講座で意外な面を知りました。
①小野小町は平安前期の歌人で多くの歌が残されていることから実在したようであるが生没年詳で真偽の程は分からない。
②小町との周辺人物として小野篁、僧正遍昭、文屋康秀、小野貞樹との関係の説明があった。
また、在原業平が東下りした際に没後の小町対する歌を読んでいることから晩年は不幸の生涯を終えたのではないか。
③小町美人説は「いにしへの衣通姫の流れなり」これが誤解を招いたのでは? 小町だけが顔をみせていないのは美しすぎて描けなかったのか?後ろを見せていることは黒髪で長い髪は美人と言われていたからか?
その他深草少将が山科の小町屋敷に99日通った話など講師の方々は熱く語っていただき良き講座にすることができました。
次回もぜひ講師にお招きしたく会員一同願っております。
<写真は講師のからあい企画のメンバーの方々>