くらしに身近な税金の話し

金融広報委員会による標記の講習会が平成21年7月9日(木)に、
芦屋市消防本部の会議室において、水嶋ひろみファイナンシャルプラン
ナーを講師として開催されました。
 まず最初に、収入と所得の違いを充分頭に入れておくようにとのお話
からスタートしました。(収入ー必要経費=所得)
 所得税にしろ、住民税にしろ、また社会保険料(国民健保、介護保険
等々)にしても、全てが所得に課税されるということでした。
 次に、ご自分の例を示しながら相続税の注意点(基礎控除、法定相続
人、生前贈与等)をご説明いただき、平成に入ってからの新しい制度(相続時精算課制度)もご教示賜った。
 またこれに関連して、生命保険の受取人について、契約時に本人にするか配偶者にするかにより、後々課税の種類が異なることもご説明いただいた。
 その他、退職金と税(一時金で受取るか、年金として受取るかの課税の違い)や高齢者の税(年金は雑所得に分類され、税法・特別措置法等が改正になり、各種控除額等が変わると、受給額が変わらなくても増税になる場合があること等々)についても分かりやすく聞くことができました。
 税金や社会保障の取扱いは毎年のように変わるので、お互い注意が必要であるとの認識を改めて肝に銘じたしだいです。
<写真はHP全国納税貯蓄組合連合会パンフレットから借用>