直江兼続の時代の阪神地域での戦史について

日時;7月13日
場所:西宮市平木市民会館
主催:西宮市立中央公民館活動推進委員会
講師:園田女子大学名誉教授 田辺 眞人 氏
冒頭に本日は直江兼続について話をするのではなくその時代についてお話するであって案内を見てもらえれば良く分かると思います。
昨年、神戸での講演で集まりが悪く篤姫の時代・・・と案内すれば一挙に5倍の申しみがあった。 
けして騙しているわけではない旨の話で一同大笑いで今回の講座が始まった。
兼続と同世代のヒーロー達の生誕から亡くなるまでを見てみると色々なことが分かってくる。
信長(1534〜1582)48歳(満年齢)─信雄(1558〜1630)信長が死んだ時24歳
秀吉(1537〜1598)61歳─秀頼(1593〜1615)秀吉が死んだ時は5歳
家康(1542〜1616)74歳─秀忠(1579〜1632)家康が死んだ時37歳
三者を比較してみると同世代であるが家康が一番長生きしている。(皆が知っている)それでは、親が死んだ時、秀頼は5歳で幼く政権を引き継げなく豊臣は滅んだ、一方秀忠は37歳の男盛りで引継ぎ盤石な体制がその後幕藩体制が続いていく。
その他、元就・信玄・謙信・利家など話は続いていく。
歴史を個人の生きた時代を時系列的に並べて考えるのも一考であると思いました。
 なお、次回は阪神地域の戦史について秋の講演となる。