折りしも衆議院議員総選挙が行われようとしている今、タイミングよく標記のトークショウが平成21年8月8日(土)に、芦屋のルナホールにおいて、テレビでお馴染みの宮崎哲弥氏を招いて行われました。
まず司会者から「投票率アップ」について、その方策を問いかけました。
氏の回答は、「投票しない人にペナルティを課す。」とか「投票した人にご褒美を出す。」等の方法もあるが、投票は義務ではなく権利であるのでそこまですることはどうかと難色を示された。
またマニフェストの見方について言及され、最低『数値目標』と『期限の明記』を上げられましたが、これは後日、その成果を検証出来ることであるとのことで、具体性のないものは、要注意であると断言されました。
特に今回の各党のマニフェストは、税金の使い方には活発だが、税収の検討が甘いように感じるとのご指摘もありました。
またいわゆる「ムダ」については、使用価値の低い箱ものの作成を例に上げられたが、ただ作るという行為により他が活性化することもあり、入口と出口をよく見極めることも大事なことであるとの意見も述べられました。
政権や制度が変わる時は、一時的に不利益、不平等も発生するが、着地をよく勘案して今回の選挙にのぞばねばと思ったしだいです。