在住外国人が見た日本

日 時:平成21年11月21日(土)
場 所:大手前大学
講 演:コーディネータ シャーリー・アンドウ(アメリカ)
通 訳 テラス・ヤング(アメリカ) パ ネ ラ ー ロバ
ート・シャリダン(カナダ) 同 ジョン・ジャクソン(オース
トラリア)同 ゴードン・カールソン(アメリカ)
 数年を日本で過ごした外国人に、日本でのコミュニケーション、
人間関係、日本文化等についてお話しをいただくパネルディス
カッションでした。
 最初に、なぜ日本に来たのかとの問いには、「学生時代に日本の友人に薦められて」「片方の親が日本人だから」「両親が仕事で日本に来たので」等々、やはり何か日本と関係のある理由が圧倒的でした。
 次に日本の生活については、「母国より暮らしやすい」「まだ慣れないが不安はない」「観光スポットが多くて楽しい」等と概ね好評でしたが、「こじんまりとした商店や市場があり、パーソナルだ」とか「犬に服を着せて散歩させている」等、母国にはない不思議を指摘され、また日常的には「日本人と同等に受入れられない」「外国人ということで特別扱いされている感じがする」等、ちょっぴり悩みもありました。
 ただ日本人との結婚となると、「親の同意が得にくい」「戸籍上も備考欄に記載」されるとかで、違和感を持っているようでした。
 口では国際化と言っても、いざ自分の家のこととなると、むつかしいと言うことでしょうか。