日 時 平成22年2月27日(土)
場 所 武庫川女子大学
講 師 大西次郎氏(武庫川女子大学教授)
現代社会にはストレスがいっぱいですが、これを乗り切るひとつ
の道筋を示されたセミナーでした。
WHOでは健康の定義として、①肉体的(疲れや疾病)、②精神
的(やる気等)、③社会的(対人関係)な福祉の状態にあることと
されています。
特にこの内の③がストレスを生む大きな原因となっていますが、これへの適切な対処をコーピングと呼んでおります。
このコーピングに有効な方法として、「相談やおしゃべりをする。」「軽く身体を動かす。」「適度な飲食をする。」「少し休憩したり、ごろ寝をする。」「趣味を生かす。」等々を複合的にやることだそうです。
また自分のことは自分ではなかなか解りにくく、他人に聞くのが一番ですが、他人が正直に語ってくれるかという問題も生じます。
対人関係が不和になった場合は、①自分がどのように対人関係を取るかを知る。②相手の身になって考える。・・・だそうですが、他方 「自分は正しい。相手が変わるべき。」→「しかし、過去と他者は変えられない。」→「自分が変わるのが一番簡単だ。」と考えるのも改革の第一歩である由です。
要はくよくよしないで、擬似天然でやっていくということでしょうか。