まちのオープンガーデン

日 時 平成22年3月15日(月)
場 所 阪急(宝塚)エスプリホール
講 師 石原憲一郎氏(花と緑のまちづくりセンター長)
講 師 本間和枝氏(宇治市植物公園長)
 自分達のまちを、自分達の手で「花と緑を生かした住みよいま
ちにしよう」というセミナーが開かれました。
 石原先生は行政の立場から、県として景観形成を推進されて
おり、県民緑化税(800円)等により、まちづくりの創造や緑化
支援をされている報告がなされました。
 また今後につきましては、「消費型から持続型へ」「ハードからソフトへ」を合言葉に、県民参画による協働を強く訴えられました。
 本間先生はドイツでの生活体験から、環境都市フライブルグの例を挙げられ、これに我々はなにを学ぶかを問いかけられました。
 ドイツは、黒い森が一時酸性雨によって大きな被害を受けたことから人々は危機感をつのらせ、厳しい法律を制定して、自然保護地域の指定強化、都市への車の乗り入れ禁止、個人の所有する樹々でも容易に伐採出来ないこと等々を実施し、さらに環境定期(週末は大人2人、小人4人まで利用可能)を発行してマイカーによる行楽の減少に努める等された由でした。
 ドイツと日本とではその環境が異なるので、そのままは通用しませんが、そのポリシーは大事ではないかと痛感いたしました。