目ざすはピンピンコロリ

日 時 平成22年7月15日(木)
場 所 宝塚医療会館
講 師 山崎之嗣氏(宝塚市医師会会長)
 人は老いに対する苦しみ、死に対する恐怖を持っており、
出来るだけ「元気で長生き」したいとの願望があります。
 老化を導く因子は、細胞の酸化・免疫力の低下・ホルモン
分泌の低下等々があり、年をとると「脳細胞が減少する」
「目の水晶体が弾力を失う」「皮膚にはりがなくなる」「動脈
硬化が進む」「背骨が曲がったり、もろくなる」「胃もたれがする」「目まいや動悸がする」「頻尿になる」等々、様々な変化が出てきます。
 ”人生50年”は昔の話しで、今では食生活や生活環境の改善さらに医学の進歩等により”人生80年、90年時代”と言われています。
 現に、宝塚市内でも100歳以上の方が89人(内男性11人)居られます。
 長生きの秘訣は、「前向きである」「ストレスがない」「食事は腹八分目」「よく眠る」「運動と休養のバランスが良い」等だそうです。
 老化が進む要因のひとつに活性酸素(フリーラジカル)があり、その発生する原因は、宇宙からの自然放射線・レントゲンのX線・食品添加物・タバコ・大気汚染・紫外線・アルコール等であるとのことです。
 人間はこれらを防ぐため、抗酸化酵素を持っており、また抗酸化物質(ビタミンA、C、E)を摂取するように心がけて生活を営んでいる由でした。