知られざる民族・バスクの人々

日 時 平成22年9月11日(土)
場 所 芦屋公民館
講 師 芝垣哲夫氏(アメリカン大学教授)
 フランスとの国境で、ピレネー山脈の麓・スペインのバスク
地方の人々の文化や生活について解説をいただきました。
 スペインは、面積50万平方km(日本の約倍)で、人口は
4600万人(日本の半分以下)という国で、公用語はスペイン
語の他、カタルニア語、ガリシア語とバスク語だそうです。
 バスク地方で有名な街は、毎年7月に行われる「牛追い祭り」に代表されるパンプローナで、バスク人の比率は90%以上だとか、その他サン・セバスティアンもよく知られています。
 バスク人の特徴は、ベレー帽をかぶり、皮袋でワインを飲み、性格は慎重で、85%以上の人の血液がRHマイナスであり、家の中はめったに他人に見せず、家には靴をぬいであがる習慣を持っているという民族です。

バスク語は世界一むつかしい言語と言われており、たとえば
ドイツ語とオランダ語やフランス語とイタリア語のように姉妹
関係の言葉は一切無いとのことです。
 簡単な言葉を紹介しますと・・・
 ・おはよう・・・・・Egun on(エグノン)
 ・こんばんわ・・・Gau on(ガホン) 等々です。
(右の写真は、パンプローナの街にある広場です。)