日 時 平成22年9月25日(土)
場 所 西宮男女共同参画センター
講 師 池田啓一氏(管理運営責任者)
人は誰でも最期はひとりになりますが、その生き方につきま
して様々な事例を参考にお話しをいただきました。
人生最期の時を過ごす生き方につきましては、「家が買えな
くて借家で。」「身内が疎遠になり特別養護老人ホームで。」
「配偶者と死別して有料老人ホームで。」「気の合う仲間達と
グループリビングで。」そして「自由気ままに持ち家で。」と選択肢は多数ありますが、最近は施設や病院に入らず(入れず)、『在宅ひとり死』が増加傾向にあるとのことです。
本人の希望で、「ここで最期まで暮らしたい。」という所があれば、ある程度は自由ですが、ただそれには24時間対応の 介護・看護・医療 が必要で、それらが整っていたとしましても、認知症の方はむつかしいのではとのことでした。
また介護保険の件ですが、保険証は原則65歳になれば役所から
届きますが、医療保険と異なりこのままでは使用できません。
すなわち、申請(ケアマネージャー等)→調査(役所)→主治医の
意見書→審査→結果(要支援・要介護)のプロセスが必要です。
現在 厚労省では介護保険法の改正作業が進められており、
「地域包括ケア(介護と看護の夜間対応強化)」の導入が検討され
ているとのことでした。