身近にできる省資源

日 時 平成22年12月1日(水)
場 所 宝塚男女共同参画センター
講 師 石川雅紀氏(神戸大学教授)
 氏は去る大阪万博において、スカンジナビア館の環境を
テーマとするパビリオンに影響を受け、環境問題に取り組む
ようになったとのこと。
 まず資源とは何でしょうか。
 それは「価値あるもの」「誰かが欲しいと思うもの」「お金を
出しても欲しいもの」等で、資源でないものとはその反対で、結局「ごみ」であるということです。
 そこでこの限りある資源を有効に活用するため、私達に出来ることは・・・と言いますと、①なるべく使わない、②使えるものは何度でも使う、③いらなくなったらリサイクルする等々ではないでしょうか。
 たとえば①では「節水」、②では「マイバック」、③では「古紙回収」等なら出来ると思います。

ただ残念ながらエネルギー資源は一度使うと無くなってしまい、
元に戻すことはできません。
 氏は出来るだけそれらの資源を使わないことをさらに進める
ために、「減装ショッピング」を提唱されています。
 簡単に言えば、メーカーやスーパー等では簡易包装をさらに
行ってもらうことですが、これは消費者の協力なしでは出来な
いことなのです。