日 時 平成２２年１２月２２日（水）
場 所 宝塚フレミラ
講 師 ＡＣグループ
本来 コミュニケーションとは、人と人が会話をし、歌を歌い
集うことによって生まれるものですが、今回はあえて無言で
どれだけコミュニケーションが醸成できるかの体験でした。
方法は普段なじみのない人が４人１組となって、パズルの
セット（２０枚）を適当に５枚ずつ分けます。
そして最終的には「同じ形・同じ大きさの図形」を４人がひとつずつ完成出来るようにカードを何回もやり取りするもので、この時言葉を発することはもちろんのこと、ジェスチャーや目配せも禁止で、また人の持っているカードを勝手に取ったりもできません。
このようにして何枚かのカードを何回かやり取りしているうちに、何となく少しずつカッコがついてきて、最後は４人全員が正方形（右下の写真）を形づくることが出来ました。
これは単なるお遊びではなく、共同作業をすることによって自分
の自己中心性に気づき、言葉や文化や生活習慣の異なる人と
も思いやりをもって接し、お互いに援助の手を差しのべあい、そ
して相互に協力的な人間関係を形成していくことを目的としてい
るものなのです。
最後に感想を述べ合うことにより、他の人が何を思い、何を考
えながら行っていたかを明確にすることが出来ました。
