衣料のトラブルを斬る

日 時 平成23年3月12日(土)
場 所 宝塚男女共同参画センター
講 師 平郡雅代氏(繊維製品品質管理士)
 「衣」は「食」と同様、日常生活に欠かせないものですが、
それだけにトラブルも多いようで、中でも国民生活センター
に持ち込まれた件数で一番多いのが「婦人洋服」だとか。
 内容は、「契約・解約、ネットオークション・通販・返品・
品質、縫製不良・色落ち等々」です。
 それに関連してクリーニングに対する苦情も多く、主にサービスや機能、仕上げ・紛失、支払いや日時等によるトラブルが寄せられているようです。
 衣類のライフサイクルは、「購入→メンテナンス→廃棄」ですが、特に購入時が重要で、「予算・コーディネート・TPO・長期間使用等」を考えて選ぶことで、そのためには使用素材のチェックやリサイクルの有無等の知識を持つことが消費者にも求められています。

最近 衣類の5Rを重視する動きがあり、それは・・・
●リデュース 廃棄物を減らす → 小さくして捨てる
●リュース 製品の再利用 → 寄付、お下がりに
●リサイクル 再生使用等 → 再資源化する
●リペア 修理して使う → 長期に使用する
●リフューズ 不要なものは断る → 着ないものは買わない
・・・だそうです。