日 時 平成23年8月26日(金)
場 所 宝塚フレミラ
講 師 藤岡成介氏(淡路景観園芸学校講師)
家の庭やマンションのバルコニーでちょっとガーデニングを
とお考えの方は多くいらっしゃいますが、さてそれでは何と何
を組み合わせてどのようなものをとなると迷ってしまいます。
単純に考えますと、「見た目に綺麗で、香りの良いもの。」
だと思うのですが、何しろすごい数があるため苦労します。
しかし植物の選択のポイントもやはり「5W1H」なのです。
すなわち ①WHEN(いつ)、②WHERE(どこ)、③WHO(だれ)、④WHAT(なに)、⑤WHY(なぜ)とHOW(どのように)・・・と考えることによりおおよその目星がついてきます。
特に、①いつ頃、②どこに、③何という植物を・・・に重点を置いて選ぶのがコツであるとか。
その前提として名称を覚えることから始めるのもひとつの方法で、植物には「国際植物命名規約」という名称の規範があるそうですし、日本では和名(普通名)があってカタカナで書くのがルールだそうです。
辞典やガイドブックでは、「科・属・種・品種」が書かれているので、チェックしておくとよいでしょう。
もっとも日本では古来からの名称もあり、たとえば「紫陽花」は「アジサイ」と、「杜若」は「カキツバタ」と読む伝統がありますが、このような先人の感覚もまた大切にしていきたいものです。
(写真は、イングランドのボドナントガーデンの一部です。)