日 時 平成23年10月12日(水)
場 所 宝塚医療会館
講 師 竹中雅彦氏(宝塚医師会)
肺の病気の主なものとしましては、肺炎・喘息・肺癌があげ
られます。
まず肺炎ですが、これはウイルスや細菌等の微生物が体内
に侵入して生じる病気で、症状は 咳や痰・息切れ・発熱など
です。
これの予防としましては、手を洗う・入浴・うがい・運動・日光浴・予防接種などがあります。
また喘息は、気道に炎症を起こすもので、症状としましては 深夜から明け方に胸苦しさを感じたり、せきで起きたりしてしまう・せきが長引いている・満員電車に乗ると息苦しさを感じる等々です。
これには、掃除をこまめにしてダニやホコリを回避する・強い臭いや煙などの刺激を避ける・スギの花粉や季節の変わりめは特に注意するなどの対応が必要です。
そして肺癌ですが、これは肺に腫瘍が出来るもので、症状は しつこい咳・胸の痛み・痰/血痰・息切れ等々です。
これには、日頃からX線写真やCT撮影を定期的に行い、早期発見に努めるとよいようです。
いづれにしましても、これら肺の病気には ①うがいや手洗いの励行、②予防接種、③健診の受信 が基本ということになります。