日 時 平成２３年１２月１７日（土）
場 所 大手前大学
講 師 澤崎 至氏（関西JAZZ協会）
ジャズの魅力はいろいろありますが、何と言ってもリズムの
面白さではないでしょうか。
ジャズのリズムのとり方はクラシックや日本の演歌と異なり
たとえば４拍子ですと通常クラシック等では、「強・弱・強・弱」
と１拍目と３拍目にアクセントがありますが、ジャズの場合は
「弱・強・弱・強」と２拍目と４拍目にアクセントが来ますので、この違いが躍動感や緊張感を生み出しているようです。
アドリブの面白さもジャズの特徴で、メロディ（フレーズ）・ハーモニー（サウンド）・リズム（ビート等）に基づき、原曲の素材を残しつつ変化・展開・創造していくことも見逃せません。
また演奏スタイルも、デキシーから発展したスイングスタイル、複雑かつ高度に発展させたモダンスタイル、電気楽器を取り入れて豊かに発展させたフュージョンスタイル等々と多岐にわたります。
ジャズの楽しみ方としましては、生演奏に親しむためにコンサートやライブハウスに出かけてみることや、CDやDVDにより家庭で楽しむのもよいでしょう。
最近は、You Tubeで貴重な映像を見ながら楽しむというスタイルも定着してきているようです。
講座の最後に、プロと大手前大学の学生によるセッションを聞かせていただきました。（写真）
