ルネサンスの街歩き

日 時 平成24年1月13日(金)
場 所 宝塚西公民館
講 師 辻 弘氏(兵庫教育大学名誉教授)
 イタリアはルネサンス時代に花開いた絵画・彫刻・建築物等を
辻教授の解説で、パワーポイントにより散策いたしました。
 ルネサンスと言えば何と言っても全体が美術館のような街、
フィレンツェでしょう。
 まず建築物では、花の聖母寺として名高い「サンタ・マリア・
デル・フィオーレ大聖堂」や未完成の「サン・ロレンッオ教会」等々をご紹介いただき、続いて美術館めぐりとなりました。
 ルネサンスの宝庫としてはやはりウフィッチ美術館で、ボッティチェリの「春」や「ヴィーナス誕生」、ダ・ヴィンチの「受胎告知」やミケランジェロの「聖家族」等をご案内いただきました。
 またアカデミア美術館では彫刻の大作「ダビデの像」(ミケランジェロ)を、サン・マルコ修道院ではフラ・アンジェリコ(フラは高僧の意)の「受胎告知(写真:一部分)」を解説いただき、ルネサンス芸術を満喫いたしました。
 さらに商業都市・ミラノでは、聖マリア・デレ・グラツィエ教会の「最後の晩餐」(ダ・ヴィンチ)を、バチカン市国ではシスチーナ礼拝堂の「最後の審判」や「天地創造」を、またサン・ピエトロ大聖堂では彫刻の秀作「ピエタ」(いづれもミケランジェロ)をご紹介いただき、しばし芸術の雰囲気を味わいました。