健康寿命と健康づくり

日 時 平成25年5月9日(木)
場 所 宝塚医療会館
講 師 柳川拓三氏(健康福祉事務所長)
 WHOの定義では、”健康”とは身体的・精神的・社会的に
完全に良好な動的状態であり、たんに病気あるいは虚弱で
ないことではない・・・としています。
 また”健康づくり”とは、人々が健康を管理し、より健康に
すごせる可能性を模索する方法である・・・のだとか。
 要は自分が自分らしく存在でき、かつやりたいことが年齢相応に行える状況にあることです。
 いくら平均寿命が伸びても、健康寿命(介護を必要とせず、自立した生活ができる生存期間)が伸びなければ意味がありません。
 因みに兵庫県の健康寿命は全国で、男性:35位・女性:37位と下位に甘んじています。
 老化を防止するためには、①バランスのとれた食事、②適度の運動、③過度のストレスを避ける等々ですが、その前に活性酸素から身を守る必要があります。
 すなわち、活性酸素を発生させる「ウイルス・細菌」「排気ガス」「食品添加物」「タバコ」「紫外線」等々への対策に留意しておくことです。
 老化は加齢の他、酸化や糖化でも起こり得るのですが、何よりもこころの健康づくりを忘れてはならないと思われます。