日 時 平成25年5月9日(木)
場 所 宝塚医療会館
講 師 河内清美氏(宝塚栄養士会)
平成12年〜24年にかけて「健康日本21」なる運動が
実施され、今年からさらに10年かけて「健康日本21(第
2次)」がスタートいたしました。
これの目指すべき姿は、全ての国民が共に支え合い、
健やかで心豊かに生活できる活力ある社会・・・です。
そしてその基本的な方向は、①健康寿命の延伸と健康格差の縮小、②主要な生活習慣病の発症予防と重症化の予防、③社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上、④健康を支え守るための社会環境の整備、⑤栄養・食生活・身体活動・運動・休養・飲酒・禁煙及び歯・口腔の健康に関する生活習慣及び社会環境の改善・・・です。
加齢等により運動機能が低下してきますと、「低栄養状態→筋肉量の減少→運動量の低下→食欲の低下→ 」というスパイラルに陥ります。
たとえば低栄養を見てみますと、あまり動かないので1日2食にしたり、それもお茶漬けで済ませたりしている高齢者が目につきます。
高齢者でもたんぱく質等は必要で、ごはん・野菜プラス卵1個・牛乳1杯・魚1切れ・肉80gを1日に摂取してほしいとのことでした。