国際条約を活用して

日 時 平成25年5月17日(金)
場 所 神戸女学院大学
講 師 越堂静子氏(WWN代表)
 氏は高校を卒業すると同時に総合商社に就職しますが、そこで
職場の男女格差に何となく違和感を覚えたそうです。
 1985年には先輩に誘われてナイロビの世界女性会議に出席
して各国の女性に接し、価値観の違いに目覚めたそうです。
 そこでWWNを立ち上げ、女性の地位向上を目指す活動をてが
けるようになり、国際条約を学びそして活用することの有効性を確信されたのだとか。

WWNの目的は、①女性の地位向上、②同一価値労働同一賃金、
③間接差別の禁止等だそうで、その解決への戦略は、①国際機
関への訴え、②国会議員や各省庁への法改正依頼、③メディアの
活用等・・・としています。
 特に女性差別撤廃条約(世界女性の憲法)をよりどころとし、国連
や国際労働機関、世界経済フォーラム等へも積極的にアプローチ
して、一日でも早い真の男女平等の環境づくりに力を注がれておら
れます。