日 時 平成25年7月2日(火)
場 所 西宮中央公民館
主 催 公民館活動推進員会
講師の森下氏は、和歌山・まくに地区から来られた由にて、
まくに地区はその昔京都の神護寺の所領だったそうです。
そのまくに地区にある時富山の薬売りが通りがかり、「この
辺はどこを見ても薬草ばかり・・・」と話しているのを聞き、それ
を機に本格的に薬草の勉強を始めたのだとか。
また今日の講演会のために昨日山に入り、いろんな薬草を採取されてきたとかで、ひとつ一つ現物を示しながら、その効用をお話しくださいました。
そのいくつかを紹介いたしますと・・・・・
まず三大薬草と言われるものがあり、それは①ゲンノショウコ(写真)、②ドクダミ、③オオバコで、①は温めて飲めば下痢止めに、冷やして飲めば便秘に効き、②は利尿や夏バテ予防に、③は咳止め等に効用があるとのことでした。
その他ウコンは健胃に、マタタビは神経痛・リューマチ・冷え症に、タラの木はインシュリンに似た効果があるとかで、糖尿病によいそうです。
なお古代中国の秦始皇帝が徐福に不老不死の薬草を取得するよう命じた話がありますが、その薬草はテンダイウヤクではなかったのだろうかとの説明もありました。