命を支える歯の力

日 時 平成25年7月4日(木)
場 所 宝塚医療会館
主 催 宝塚市医師会
 今回は「健康に生きる幸せは食べる幸せと深い関わりがある」
とのことから、歯に関するもろもろを教えていただきました。
 まず口の構造(歯牙・舌・口唇・・・)、口の役割(食べる・話す・
呼吸・・)の説明があり、歯の多い年寄ほど活動的であるとのこと
 特に自分の歯が20本以上ある人は、総入れ歯の人に比べて
外出の回数が多く、友人の数も多い・・・との調査結果もあるのだそうです。

また自分の歯で噛める人ほど健康生活の度合いが高く、寝たきり
になりにくい・・・という結果報告もあるのだとか。
 なおよく噛むと老化を防ぎ、ボケ防止になると言われていますが
それは咀嚼の時に筋肉の働きによってポンプ作用が働き、脳に
血液が流れ込むことや、歯根膜の神経を刺激して歯ごたえ等の
情報を脳に伝えながら、さらに脳血流量が増加することによって
脳の活性化が期待できるからだそうです。 それと・・・
唾液の働き(消化吸収の促進等)もまた重要であるとのことでした