古典芸能・雅楽への誘い

日 時 平成25年7月5日(金)
場 所 ぷらざ・こむ1
主 催 いきいきゼミナール
 日本の伝統文化のひとつである雅楽について、その説明と
演奏を西宮の宮司により披露していただきました。
 雅楽とは、①古来の上代歌舞、②5世紀以降に朝鮮半島と
中国から渡来した音楽と楽器、③飛鳥・奈良時代以降に宮廷
と公家を中心に発展したジャンルの総称であるとのこと。
 雅楽伝承の機関は宮廷の「雅楽寮」で、後に神事等のため南都や天王寺に「楽所」が置かれた由。

雅楽のジャンルには、①舞楽(器楽伴奏で舞を楽しむもので
野外で演じられるもの)、②管絃(楽器のみの演奏で公家が
お互いの技量を披露するもの)、③雅楽歌謡(管絃伴奏で歌
を披露するもの)、④上代歌舞(日本古来の歌舞の総称で、
皇室神事に由来した儀式や祭礼の音楽)等々があるとのこと。
 雅楽は江戸時代までは限られた人達のものでしたが、明治
時代に入り、広く一般に公開されるようになったそうで、現在は
音楽大学でも正式な科目として設定されているようです。