男女共同参画の視点から

日 時 平成25年8月3日(土)
場 所 宝塚西公民館
主 催 兵庫県男女共同参画推進員
 首長経験者の講師から男女共同参画社会推進についてお話しを
頂戴いたしました。
 男女共同参画社会とは同基本法によれば、「男女が社会の対等な
構成員として、社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が
確保され、政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受すること
ができ、共に責任を担うべき社会」と位置付けています。
 たとえば子育て支援問題では、アベノミクスは育休を3年にしたいそうですが、街の声は1年でよくそれ以上になると現状では職場復帰がかなりむつかしいとの意見が多いとか。
 この方針は主に女性を想定している措置とみられ、現社会では男性ではかなり無理なことのようです。
 また共稼ぎの家庭では、子供の保育所の送迎はそのほとんどが女性で、これは壮年男性社員は企業の中では働き盛りで残業も多く、男性はやりたくても出来ない要因が世の中にあるからでしょうか。
 このように男女共同参画は、ピンポイントの施策では解決できないことも多く、企業、家庭、地域、行政等がリンクしないとむつかしいとも言えます。
 まだまだ改善の余地の多い世の中ではありますが、男女ともにいろんなことを分かちあえる社会を創造していきたいものです。