感じる手塚治虫の世界

日 時 平成25年8月27日(火)
場 所 フレミラ宝塚
主 催 いきいき学舎
 大阪・豊中生まれで、約20年間(5〜24才)を宝塚で過ご
した日本のマンガ・アニメの先駆者・手塚治虫を記念して設置
された同氏の記念館等のお話しをお伺いいたしました。
 アニメ記念館は、石ノ森萬画館・長谷川町子美術館・不二雄
ミュージアム・水木しげる記念館等々、全国に60余あるとの
ことで、先日も神戸にアンパンマンミュージアムがオープンする等、ちょっとしたブームのようです。
 世界でも日本のアニメは高く評価されており、その礎を築いたのが手塚治虫ではないでしょうか。
 彼の作品の土壌は、幼少の頃過ごした宝塚の自然(・・・の中での昆虫採集)、モダンな街並み、そして大の宝塚歌劇ファンであった母親の影響を色濃く受けたことにあるようです。
 関西ではそこそこ人気のあった手塚ですが、これを全国区に押し上げたのが、昭和22年・19才の時に酒井七馬とのコラボによる「新宝島」で、40万部のベストセラーになりました。
 その後、ジャングル大帝(昭和25年)、鉄腕アトム(昭和27年)、リボンの騎士(昭和28年)・・・と次々と作品を発表し、不動の人気作家になっていきました。
 来年は、手塚治虫記念館(宝塚市武庫川町)オープン20周年ということもあって、今同館では漫画コンテスト(モチーフ:私の夢)の募集をおこなっております。