日 時 平成25年10月3日(木)
場 所 宝塚西公民館
主 催 宝塚薬剤師会
ひと昔前までは「疲れ」は根性がないからだ等と言われたもの
ですが、今日ではこれはもうりっぱな疾患にみられる症状の一つ
になっています。
因みに症状の第1位は「痛み」で、「疲れ」は第2位の主訴だ
そうです。
しかし疲労は決して病気ではなくその下地(未病)であり、”休み”を警報するアラームと考えられます。
日本疲労学会誌によれば、疲労とは「過度の肉体的および精神的活動、または失病によって生じた心身の活動能力・能率の減退状態である。」と定義付けられております。
疲労の主な原因は、ストレス・睡眠障害・生活習慣病・疼痛・抑うつ・意欲の低下等によるものだとか。
この疲労回復の方法につきましては、最近サプリメントも出ているようですが、やはりそれは、笑い・温泉(入浴)・マッサージ・音楽・体操・アロマセラピー・アニマルセラピー等々が有効なようです。
疲れがたまらないようにするための生活とは癒しやリラックスであり、万一疲れるとしましても達成感を伴うものであれば、これもまた”良”でしょう。
2004年の文部科学省の統計によれば、日本人の慢性疲労(疲れが6カ月以上)は約4割と高く、米国等に比べて倍で原因は過労や病気によるものだそうです。