くすりの正しい使い方

日 時 平成25年11月1日(金)
場 所 宝塚男女共同参画センター
主 催 宝塚消費生活センター
 人間は病気になったり怪我をしても自分で治す力(自然治癒力)
が備わっていますが、その時の体調等によってこの力が弱くなっ
たり働きにくくなったりいたします。
 薬は病気を治すというよりは、この自然治癒力を助け、病気や
怪我から早く元の健康な状態に戻すというものだそうです。
 薬が出来るプロセスは、「基礎研究→非臨床(動物)試験→臨床(ヒト)試験→承認申請と審査」で、全部で9〜17年の歳月と莫大な開発費用(数百億円)がかかると言われています。
 薬には医療用医薬品(医師の処方に基づいて調剤するもの)と一般用医薬品(自らの判断で購入し、自らの責任で使用するもの)とがあります。
 薬の効き方ですが、薬の成分は「吸収→分布→代謝→排泄」と巡り、時間的に副作用が現れる範囲・効き目が現れる範囲・効き目が現れない範囲がありますので、医師や薬剤師の指示(1日何回、何錠、いつ頃等々)どおり服用することが大切なことです。
 また、同じ症状の他の人の薬や余っている薬等は、その時の体調の状態や使用制限もありますので、原則服用しないことが肝要だとのことです。
 薬の服用は水かぬるま湯で飲み、牛乳・コーラ・ジュース・お酒類では止めた方が良いとのことでした。