日 時 平成25年11月6日(水)
場 所 宝塚医療会館
主 催 宝塚医師会
人は1日の3分の1を眠っていると言われており、人生が
75年とすると25年間は眠ることになります。
もし睡眠をとらないとどうなるかについて、アメリカで実験が
行われたそうです。
ねずみを強制的に起こし続けたところ、2週間目に毛が抜け
たり、潰瘍が形成されたり、運動性や体温が低下してきたそうです。
そして3〜4週間目には免疫機能が低下し、感染症で次々に死んでいきました。
またやはりアメリカで17歳の男性が11日間眠らなかったという記録があるとかで、この時も最初は怒りっぽくなって集中力が低下し、次第に幻覚妄想が出現して1週間目には体が震え、言語障害を引き起こしたそうですが、14時間睡眠をとることによって体調は元に戻ったとかで、睡眠は体や脳を休息させ、整備して修復する役割のあることがわかります。
それでは快適な睡眠をとるためにはどうしたら良いのでしょうか。
睡眠は人それぞれですが、何しろ日中元気なことが睡眠のバロメーターで、早起き・早寝を心がけ、目が覚めたら日光を取り入れて体内時計をリセットすることが必要です。
また昼寝をする場合は30分以内とし、日中は適度に体を動かすことが肝要とのことでした。