山の辺の道を歩く

日 時 平成25年11月21日(木)
場 所 柳本〜桜井
主 催 まなびの会
 晴天の秋空のもと、JR柳本から近鉄桜井までの約10キロを
散策してきました。
 まずは三角縁神獣鏡が33枚も出土したとされる黒塚古墳と
その展示館を見学し、続いて第10代崇神天皇の御陵に向い
ました。
 崇神天皇は実在した最初の天皇ではないかと言われる人で、北陸・東海・西海・丹波に四道将軍を派遣し、大和朝廷の軍事的統一体制を整えました。
 そして弘法大師が開いた長岳寺を経て、第12代景行天皇陵に至りました。
 景行天皇は日本武尊の父として知られ、九州に遠征して熊襲を平定しています。
 なお、日本武尊は遠征中に非業の死をとげますが、その子は後に仲哀天皇(第14代)として即位しています。(仲哀天皇の妃は、三大皇后のひとり神功皇后です。)
 さらに道を南にとり、天照大神を祀る桧原神社、霊泉のある狭井神社にお参りし、三輪山を御神体とする我が国最古の神社・大神神社に足を運びました。
 その後、平等寺・金屋の石仏・仏教伝来之地碑等にふれながら大和川に至り、近鉄桜井駅から帰宅の途につきました。(写真は、大神神社です。)