循環器疾患の予防や対策

日 時 平成26年1月10日(金)
場 所 ぷらざ・こむ1
主 催 NPOいきいきゼミナール
 循環器疾患には①血圧異常(高血圧症・低血圧症)、②冠動脈
疾患、③弁膜症、④心筋症、⑤動静脈疾患、⑥心不全・・・・等々
があります。
 今回はこの内①・②について説明をしていただきました。
 まず「高血圧症」のことですが、血圧の正常値は上:140未満、
下:90未満と言われていましたが、出来れば上:120未満、下80未満が好ましいとのことです。
 これの予防は何と言っても生活習慣の改善(減塩・野菜や魚の摂取・酒を控える・運動をする・・・等々)することで、それでもダメな場合は投薬ということになります。
 なお、家庭での血圧測定は出来れば朝・夕2回測るのが望ましいとのことでした。
 また「冠動脈疾患」とは、心臓の冠動脈(血流を供給する器官)に動脈硬化やけいれんにより血液が充分送れない状態のことです。
 これは高血圧・糖尿・肥満・高コレステロール等の人に多い由。
 予防としましてはタバコをやめることが第一で、禁煙することにより確実に死亡率が低下します。
 これの対策は以前はカテーテルを用いていましたが、最近はバイパス手術やインターベーション(風船を膨らませ血管を広げる)等が多くなってきているとのことでした。