日 時 平成26年1月20日(月)
場 所 園田学園女子大学
主 催 シニア専修コース
近代における日本とベトナムですが・・・ 当時 ベトナムは
フランスの植民地であって、その圧政に苦しんでいました。
そこでフランスからの独立を目指してファン・ボイ・チャウ
(1867〜1940)なる人物が立ち上がりました。
折しも日露戦争において日本が大国ロシアを打ち破った
ニュースに接し、アジアの小国も欧米に勝てるとの意を強くしたそうです。
間もなく彼は日本に武器援助を求めて来日しますが、日本の
方針は欧米と仲良くし、その文化等の流入を重視していたこと
等の理由により断られてしまいます。
そこで彼は次善の策として日本の近代化を自国の青年等に
学ばせるため、留学運動に転換いたしました。
現在では、日本にベトナム人は5万人余り居ると言われており
兵庫県、神奈川県、愛知県等に多く住んでいるとのことでした。
(写真上:ファン・ボイ・チャウ、写真下:植民地時代の風刺画)