ガンの原因と予防

日 時 平成26年7月10(日)
場 所 宝塚医療会館
主 催 宝塚市医師会
 ガンは身近な病気で、今や一生の間に2人に1人はガンになる
時代です。
 しかしガンの半数以上は予防可能で、生活習慣の改善などに
よって予防できるのだそうです。
 またガンになっても早期のガンなら多くは治療で治るとのことで
そのためにも早期ガンを見つけるため、定期的な健診を受診することが必要になってきます。
 ガンの主な原因は、喫煙・飲酒・食事・身体活動・体形・感染などにより、複数の遺伝子変化によってガン細胞が発生するからだそうです。
 生活習慣とガン死の関係を見ますと、タバコをやめれば23%、細菌等に感染しなければ21%、そして過度な飲酒をしなければ6%・・・の人がガン死しなかったとのデータも示されました。
 これらのことから、まずタバコを吸わない・煙を避ける、お酒はほどほど(日本酒1合、ビール1本程度等)にすることはもちろんのこと、ウイルスや細菌の感染についてもワクチンによる予防方法がありますし、早期治療によって発生を防ぐことも出来るとのことでした。
 また、ガンの治療の3本柱とは、①外科的・内視鏡的切除、②放射線・粒子的切除、③化学療法・・・・・である由でした。