災害時に役立つお薬手帳

日 時 平成26年10月2日(木)
場 所 宝塚西公民館
主 催 宝塚薬剤師会
 講師は宮城県石巻市から来られた薬剤師の方で、まず最初に
東日本大震災の被害状況についてお話しをお伺いいたしました。
 また、パワーポイントで災害の状況写真をいくつか見せていた
だきましたが大きな地震の被害を改めて確認するとともに、
その後に来た津波のおそろしさにも大変おどろいたしだいです。
 いや、むしろ津波の方が大きな被害をもたらしたと言っても過言ではないでしょうか。

その津波によって医療機関・薬局にあった記録やカルテが失われ、
その結果 患者さんにどの薬をどう投薬したらよいのかわからず、
治療に時間がかかってしまった由。
 薬剤師も記録がない人に適当に投薬することも出来ず、そこで
重要になってくるのが「お薬手帳」であるとのこと。
 なぜなら災害時の特例として、「お薬手帳」があれば、処方箋が
なくても薬を受け取ることが出来るからだそうです。
 またかかりつけ薬局もある方が管理が出来てよいとのことでした