日 時 平成26年10月11日(土)
場 所 甲南大学
主 催 甲南学園
わが国経済を取り巻く状況は、人口の減少や経済成長の鈍化に
より閉塞感が漂っており、特に関西圏においてはこれまでにない
起爆剤が必要であるとのこと。
そのひとつが、INTERGATED RESORT(IR:総合型リゾート)
ではないかとのお話しでした。
特に関西圏は立地において人気スポットに近接しており、アクセスも24時間空港(関空)を持ち、また豊富な観光資源(伝統芸能・歴史的文化遺産等々)もあります。
そこで関西におけるIRですが、①国内外からの集客力の強化・②東アジアにおける情報文化創造発信拠点・③関西全体への経済効果の波及・・・が目標になります。
IRを構成する施設としましては、MICE(国際会議場等)・シアター・ホテル・レストラン・テーマパーク・ギャラリー・スポーツ施設・アミューズメント施設等そしてカジノ等です。
今回はその中でも経済効果が期待できる「カジノ」のお話しで、収益は地域社会へ還元する制度設計と同時に犯罪・不正防止対策等が必要なことは言うまでもありません。
なお、2020年の東京オリンピックは日本として国内全体に効果が波及する仕掛けが必要で、そのためにもIRの整備が望まれるとのことでした。