オペラを彩る名旋律

日 時 平成26年11月11日(火)
場 所 池田泉州銀行講堂
主 催 TOYROクラブ
 イタリアを代表するオペラ作曲家・プッチーニの紹介です。
 プッチーニは19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍
した人で、その緻密な描写表現は今でも高く評価されており
特徴は①豊かなオーケストレーション、②覚えやすさ、口ず
さみやすさ、③自然の滑らかさ・・・・・です。
 特に忘れがたい旋律の美しさには定評があり、日本でも「蝶々夫人」をはじめ「ラ・ボエーム」「トスカ」「トゥーランドット」等はよく上演されています。
 今回CDで聞かせていただいたのは、「ラ・ボエーム」(詩人ロドルフォと隣人のお針子ミミの純愛物語)から「冷たい手・私の名はミミ」を、そして「トスカ」(画家カヴァラドッシと歌姫トスカの悲劇)からは「星は光りぬ・歌に生き、恋に生き」でした。
 また「蝶々夫人」(米国海軍士官ピンカートンと現地妻となった蝶々さんの長崎を舞台にした物語)から「ある晴れた日に」を、「トゥーランドット」(写真:美女だが心の冷たいトゥーランドットとダッタンの王子カラフの愛に目覚める話し)から「誰も寝てはならぬ・泣くなリュー・この宮殿の中で」を紹介していただきました。
 それからあまり上演されないオペラながらアリアが有名な「私のお父さん」(ジャンニ・スキッキ)や宗教音楽の「グローリア・ミサ」から冒頭のキリエ(主よ、憐みたまえ)等も聞くことが出来ました。