日 時 平成26年12月2日(火)
場 所 宝塚男女共同参画センター
主 催 消費者協会宝塚
新しい豊かさとは何かを考える講座でした。
日本が国家間競争に打ち勝つためにはどのように考える政策が
ふさわしいのでしょうか。
すなわち、「グローバルorローカル」「成長or脱成長」「規制or
緩和」「増税orコスト削減」・・・等々の選択肢があります。
たとえば、グローバル化が叫ばれる一方、地産地消(ローカル)が重要視されたり、問題の対処を「共協」で解決するのか「自己責任」で処理するのか等々をどう考えたらよいのでしょう。
物的な豊かさだけが幸福をもたらすのか疑問があり、むしろ良い社会を創ることの方が真の豊かさではないかと考えられます。
うがった見方をすれば、経済成長は1%の富裕層には貢献するが99%の人には成果がほとんどおよばないとしか市場は働いていないように思われます。
経済が成長してもその成果が公正に配分されないと格差が拡大する他ありません。
また企業も儲けるために物を作る利益第一主義ではなく、社会に役立つ物を作りそれが社会に受け入れられることにより、その商品が売れて結果として利益が得られると考えることが必要でしょう。
新しい豊かさは奪い合う経済(競争)からではなく、分かち合う経済(共創)から生まれるとのことでした。