日 時 平成26年12月22日(月)
場 所 フレミラ宝塚
主 催 いきいき学舎
年を重ねますと気になるのが表題の現象です。
ある程度はいたしかたないかもしれませんが、その原因を知り
注意事項を守ることにより、これがかなり防止できるとのこと。
まず頻尿ですが、その原因は ①膀胱が小さくなる、②夜間の
尿量が増える、③睡眠障害、④薬剤の影響等がある由です。
また排尿機構をコントロールする神経に「骨盤神経(膀胱を収縮)・下腹神経(尿道を縮める、膀胱を拡張する)、③陰部神経(括約筋を締める)」があるとのことです。
また尿失禁には、①腹圧性尿失禁(お腹に力を入れたときに漏れる)、②切迫性尿失禁(トイレまで間に合わずに漏れる)、③夜尿症(就眠中に知らない間に出ている)等があります。
これらに対応するにはその症状にもよりますが、「骨盤体操・薬剤治療・手術療法」がある由です。
そして男性に多いのが「前立腺肥大症」です。
これの症状は、①蓄尿症状(尿道切迫感・頻尿など)、②排尿後症状(残尿感・排尿後尿滴下など)、③排尿症状(尿勢低下・排尿遅延など)です。
これの治療もやはり「薬剤治療や手術療法」がありますが、そうならないためには「酒類を控える・体操や散歩をする・便秘にならない・太りすぎない・適温でゆっくり入浴・・・等々」を励行してほしいとのことでした。