「女城主・井伊直虎」を楽しむ

日 時 平成29年1月21日(土)13時30分〜15時
 今年もNHKの大河ドラマが始まりましたが、今回はなじみ
のない人物ですので、ちょっとセミナーを覗いてきました。
 井伊家は井伊谷盆地の領主で今川の支配を受けています
 22代当主の直盛には男子が生まれず、一人娘に婿を取り
後継者とするため叔父・直満の子の亀之丞を選びます。
 しかし直満が謀反を企んでいると家老の小野政直が今川に
密告したため謀殺され、亀之丞は逃避し松源寺に匿われます
 残された一人娘おとわ(TVでの名)は亀之丞の消息を知らされず、出家(次郎法師)してしまいます。
 その後、当主の直盛が桶狭間の合戦で戦死したため、井伊家では亀之丞(井伊直親と改名)を呼び戻して当主とし、一族の奥山氏の娘と結婚させます。
 まもなく直親には男子・虎松(後の井伊直政)が授かりますが、直親は今川に謀殺され、その時虎松はまだ5才でしたので曽祖父の直平が再び当主となります。(直後に急死・毒殺説あり)
 そこで次郎法師が井伊直虎と名乗って女城主となり、虎松の後見にあたりました。
 しかし今川義元の後を継いだ氏真は、直虎には統治能力がないとして井伊谷を直轄にしてしまいます。
 その間、虎松は鳳来寺に匿われますが、やがて武田・徳川が今川を滅ぼすと直虎は母や虎松の母と計り、虎松を家康の家臣とし、虎松は徳川四天王と呼ばれるまでに出世いたします。
 そして関ヶ原合戦の後、18万石を与えられ彦根城主となりました。(直虎は本能寺の変の直後に逝去)