日 時 平成29年2月8日(水)10時〜11時30分
動物の骨格はどのようになっているのでしょうか、知ってい
るようであまり知らない問題についてのセミナーでした。
なにしろ教科書や百科事典等で学習したことはあっても、
直接実物を目にしたことがない、又はきわめて少ないため、
細部についてまでよく知らないのが現状です。
今回の教材は、実際のイノシシ(淡路産)とニホンシカ(丹波
産)の骨を使用し、バラバラなもの(写真上)を頭から尾尻まで
つないでいく(写真下)という手法で学びました。
実際にやってみて、骨格はどの動物でも似たりよったりで、
あまり変わらないと実感しましたが、細部におきましてはよく
使う部位とそうでない部位ではその進化が異なるし、オスと
メスでも異なり、その説明を聴きますと納得の連続でした。
たとえば、今回の教材を見てみますと、イノシシとニホン
シカでは首にしろ足にしろ骨格は変わらないものの、その
長さは異なり、エサの食べ方や生活の仕方等によってその
進化の違いがよくわかりました。