平成29年6月7日(水)10時〜11時30分
宝塚市自然保護協会が特に自然整備に力を入れている逆瀬
川の生物多様性についてのお話しがありました。
逆瀬川は六甲山地の東部を源流とする約6㎞(標高300m)の
河川で武庫川と合流しています。
この逆瀬川には兵庫県でミヤマアカネ(赤トンボの仲間)が一番
多いことで知られています。
兵庫県内では八伏高原や甲山にもいますが、レッドデータブック
では、Cランクのカテゴリーにランクされており、準絶滅危惧と位置付けられております。
また植物では・・・
在来植物には、ギシギシ(タデ科)・ノビル(ユリ科)・クサヨシ
(イネ科)コヒルガオ(ヒルガオ科)等がありますが、
特にヤガミスゲ(カヤツリグサ科)はレッドデータブックでは
絶滅危惧のAランクにランクされています。
なお在来植物とは、ある地域で人間の影響を受ける以前から
繁殖し続る植物のことです。
最近 外来植物が在来植物に悪影響を及ばしている由でした。