国宝への誘い

日 時 平成29年7月7日(金)13時〜14時30分
 今年の10月3日(火)から11月26日(日)まで京都国立
博物館において国宝展が開かれることに先立ち、国宝に
関するお話しがありました。
 国宝は文化財保護法で定められており、主に重要文化財
の中から指定される由にて、現在 全国に重要文化財は
13119件あり、国宝は1101件となっているのだとか。
 元々 1897年に古社寺保存法が制定され、その後
1929年に国宝保存法と改称されて、1950年から現行の文化財保護法となった経緯があります。

ここで全ての国宝を紹介することは出来ませんが、たとえば・・・
 一番大きな国宝は大仏殿であり、一番高いものは東寺五
重塔で、一番小さなものは後漢から奴国(現博多付近)王が
もらった金印「漢倭奴国王」だと言われています。
 また最古の国宝は今から4000〜5000年前の火炎土器・
土偶であり、最新の国宝は迎賓館赤坂離宮だそうです。
 そして日本書紀に出てくる七支刀は4世紀に百済から献上
されたものです。(写真上は土偶、写真下は七支刀です。)