日 時 平成29年8月18日(金)13時30分〜15時
NHKの大河ドラマ「女城主・直虎」も佳境に入ってまいりま
したが、今年の大河ドラマは例年と異なり・・・
①大きな史実が画面にあまり出てこない。
②主人公も史実の表舞台に出ない人である。
③主人公の実在性や性別もはっきりしない。
・・・ものが取り上げられているという特徴があります。
もっとも歴史そのものも、既知の事実と未知の事実があり
前者はありのまま表現されますが、後者は創作でき、そこにドラマの魅力があるとも言えます。
今年の大河ドラマは『次郎法師=直虎』を前提に物語が進行
しています。
ところが今春に井伊家の史料を収集している井伊美術館が
「直虎」の名が登場する文献が新たに見つかったと発表。
通説では、井伊直盛の娘・次郎法師が直虎を名乗り、後に
徳川家の重臣となる井伊直政の養母になったとされています。
しかし同館の新たな史料では、直虎は次郎法師とは別人と
読み取れる由にて、ドラマとは別に興味深くなってきました。