日 時 平成29年9月12日(火)13時30分〜15時
クラシック音楽の歴史をたどりました。
今回はバッハやヘンデルが活躍したバロック時代からモーツアルト
やベートーヴェンが活躍した古典主義時代の解説とその代表作品を
CDで聴くという試みでした。
なおバロック以前は、中世(6〜15世紀)、ルネサンス(15〜16世
紀)があり、前者の代表はグレゴリオ聖歌であり、後者の代表作曲家
はモンテヴェルディ等でした。
バロックとはポルトガル語のbarocco(いびつな真珠)が由来で、この時代の過剰な装飾建築を批判する用語でしたが、転じて17〜18世紀の音楽を「バロック音楽」と呼ぶようになった由です。
この時代はオルガン・チェンバロ等の鍵盤楽器やヴァイオリン等の弦楽器の音楽が盛んに作られました。
CDで聴かせていただいたバロック時代の音楽は、JSバッハのミサ曲から「キリエ」、チェンバロを中心とした演奏の「ブランデンブルグ協奏曲第5番」、ヴィヴァルディの「四季」等でした。
次に18世紀中頃〜19世紀初頭の古典派ですが、この時代に入りますと楽曲の均整と合理的な展開が重視され、ソナタ形式が発展し、交響曲や協奏曲等が多く作曲されました。
CDで聴かせていただいた古典派の音楽は、天才・モーツアルトの「ピアノ協奏曲第23番」、交響曲の父・ハイドンの「交響曲第104番ロンドン」、そしてソナタ形式を拡大していったベートーヴェンの「交響曲第1番」「交響曲第9番合唱」等でした。(写真はチェンバロ)