植物採集と標本づくり

日 時 平成29年9月27日(水)10時〜11時30分
 日常生活に草木がなかったらどんなに殺風景でしょう。
 たとえば、学校の入学式はサクラから始まりますし、何かの
記念には主としてクロマツが植えられてきました。
 今回は表題の件についてご教示いただきました。
 まず植物採集に必要なものですが、剪定ばさみ、スコップ、
ビニール袋、メモ帳、筆記用具等々です。
 また植物採集にあたって注意することは、花や実のついた
ものを採る(名前調査のため)、大きさを考える(標本を念頭に)、無駄に採らない等々です。

それから標本の件ですが、これの利点は物が本物であること
(実物資料)、見比べることが出来ること、長い間保管できること、
かさばらないこと等々で、これが調査や研究の重要な資料に
なるということです。
 なお、標本づくりで注意することは、植物が萎れてしまう前に
作る、時間が経過すると乾燥等のために色が変化するのでその
情報をメモしておく、ラベルを作ること等々です。
(写真は、各種葉っぱの見分け方等について説明を受けている)