安心な薬の使い方

日 時 平成29年10月5日(木)14時〜15時
 表題について、脳血管障害を例にあげて解説をしていただき
ました。
 ひとくちに脳血管障害と言いましても、脳梗塞・脳内出血・くも
膜下出血等々があり、それぞれ原因も異なり治療方法や薬も
当然違います。
 まず「ポイント1」ですが、内服があまりきかないからと飲む量
を勝手に増やす人がいますが、これはかえって頭痛を引き起こ
したりして危険で、症状も悪化することがある由ですので、必ず適量(処方)を心がけてくださいとのこと。

「ポイント2」は、薬には①一生飲む薬と②一時的に症状を
緩和する薬(根本的に原因は治せない)があることや、①の
場合でも経年や体調に合わせて量の調整が必要なこと。
 「ポイント3」は、同じ病名であっても原因によって薬が違う
ので、同じ症状の家族の薬を飲むという行為は危険です。
 その他、多剤(6種類以上)併用にも問題点がある由にて
「副作用」「飲み合せ」「過量」「身体の機能低下」等々に気を
つけてほしいとのことでした。