日 時 平成29年10月6日(金)13時〜14時30分
演奏者は3才から音楽教室に通い、6才で作曲を始めたそう
ですが、11才の時に「網膜色素変性症」を患いました。
その後 視力・視野が徐々に失われていく中で、クラシックを
学び、米国の音大で研鑚を積まれたという経歴の方です。
現在は音楽活動の他、盲導犬育成の支援や網膜募金等の
活動も行っている由でした。
<第一部>トークはご自身の病である「網膜色素変性症」の
話しで、この病気は現在の医学では治療が難しく、やがて失明するものだそうです。
演奏は喜怒哀楽の表現がすばらしいカーペンターズと宝塚歌劇の
ミュージカルから「もし神様が居るのなら・・」の『愛の真実』でした。
<第二部>トークは米国留学のお話しで、日本ではその場の空
気を読むことが重要ですが、あちらでは全て言葉で表現してくれる
ので、自分にはかなりプラスだったとのこと。
演奏は生きていくうえの意味を歌った『希望の歌』と母親が作詞
をし、自身がそれに曲をつけた『ねがい』というオリジナル曲で、
「重ねた手がやさしさを感じる・・・」という内容でした。