日 時 平成29年11月18日(土)10時〜12時
阪神淡路大震災を省みて、その体験を後世にどう伝えるかを
考えるセミナーでした。
「天災は忘れたころにやってくる(寺田寅彦)」ではないですが、
この災害の記憶をどう伝えていくかが大きな問題のひとつです。
講師は大震災時に一番被害の大きかった長田地区で活動さ
れた経験の持ち主でした。
その時に学生達といろんなボランティアをされたそうですが、
その中で特に力を入れられたのが、メディアを使ってその記憶を記録にしていったことだとか。
ただこの記録が後世に役に立つのか、本当に内容が的確に伝わる
のかが重要なことです。
後世に伝える方法としましては、①直接的に伝える(人から人へ)
②間接的に伝える(メディアの活用等)、③物を通して伝える(モニュ
メント等)があります。
①は密接な関係にある人へなので、内容な個別的な問題が中心
となり、②③は一般が対象なので広義な内容になってきますが、
要は続けていくことが大切だと思われました。