日 時 平成29年11月27日(月)10時〜11時30分
世界の経済は、米国・欧州・中国は金融引き締めの方向ですが
日本はひとり金融緩和の方向を堅持しています。
ただ中国はバブルの程度が激しいので、近い将来には金融緩和
に転じる可能性はあります。
日本の金融緩和政策は、マネーベース(現金+日銀当座預金)は
確かに増加しているようですがもうひとつの金融であるマネーストッ
クすなわち前のマネーサプライ(現金通貨+預金)はあまり増えて
いないのが現状です。
そこで日本銀行は短期金利をマイナス金利に、長期金利をゼロ
金利にいたしました。
しかしいくら金利を下げても将来に不安があって(過去には
バブルの崩壊を経験)、企業はお金をなかなか投資に回さず、
また一般国民も預金を消費に当てようとはいたしません。
日本銀行はなんとか物価を2%アップすることにこだわって
いますが、それより雇用の増加等の方が先だと思われます。
市中銀行もマイナス金利によりリストラを考えるのでは・・・?