パイプオルガンのしらべ

日 時 平成29年12月8日(金)10時35分〜11時25分
 クリスマスを前にパイプオルガンのコンサートがありました。
 クリスマスはイエスの誕生を記念すると同時に、この世の罪
の贖い主として降誕された日でもある由。
 オルガン演奏に先立ち、讃美歌246番「天のかなたから」が
歌われました。(詩・曲ともマルチン・ルター)
 第1曲目は、バッハの「ピエス・ドルグ」で、重厚な和声を響せ
る広大な曲であり、生き生きと演奏されました。
 第2曲目は、ペッヘルベルの「高き御空より我は来たれり」で、彼はバッハと同じ頃の音楽家です。

第3曲目は、バッハの「おお 神の子羊、罪無くして」で、
夢見るように始まり、復活と未来を予感させて終ります。
 第4曲目は、ダンドリューの「マリアの愛のゆくへ」と
「われらの羊飼い」で、親しみやすいメロディーにより、
クリスマスの喜びを表明している風でした。
 第5曲目は、フランクの「コーラル第1番」で、初めは
添えものの感がありましたが、最後は全てを圧倒した
朗々とした演奏でした。