日 時 平成30年2月24日(土)10時〜11時30分
臨場感を表現できるタイプの娯楽は、現実の人生にたとえる
ことが出来るとする考え方から、その例として「お化け屋敷」の
音響を取り上げるというユニークな講座がありました。
具体的には、株式会社セガが開発した”マーダーロッジ”・・・
シアタータイプのお化け屋敷についての解説でした。
お化け屋敷の種類には・・・
①ウォークスルー:客が自分で歩いて体験するもの、②ライド:
客が乗り物で移動して体験するもの、③シアター:客が席に座って体験するもの・・・がある由。
マーダーロッジは北海道にあり、その内容は臨場感のあるストー
リー(音による)が約4分30秒あるとのこと。
その音響は、空間全体と振動をめぐる演出、客の後ろから襲わ
れる設定、現場での録音等々の特徴があります。
マーダーロッジの開発は、プロジェクトリーダーを中心に、企画・
構成・音響・デザイン・システム等の担当者5〜6人で行われた由
です。
聴覚と皮膚感覚によって、恐怖を体験する施設のお話しでした。